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山下 莉央 YamashitaRio
2020年入社
商品数理チーム
東京工業大学工学院経営工学系
※在籍年次やポジション名などは2023年取材時点のものになります。
好きな数学を仕事にしたい
アクチュアリーを目指して
昔から数学が好きで、数学を使う仕事ができたらいいなという漠然とした願望を持っていました。大学のサークルの先輩からアクチュアリーという職業について教えてもらったことがきっかけで、アクチュアリーを目指し始めました。
数学を使った仕事は多々ありますが、アクチュアリーは保険商品の企画を主導したり、会社の健全性を確認したり、経営により近い立場で仕事ができるという先輩の体験談を聞き、とても面白そうだと感じました。
就職活動の時はインターンシップからアクチュアリーだけに的を絞り、生命保険会社を複数社受けていました。そのなかでもプルデンシャル生命は、「ライフプランナー制度」を採用しており、とても特徴的な会社だと感じました。保険のプロフェッショナルであるライフプランナーが自信を持ってお客さまにお届けできるような商品の開発に携わることに魅力を感じ、アクチュアリーの仕事について教えてくださった大学の先輩からもプルデンシャル生命の風通しの良さと働きやすさは聞いていましたので、内定をいただいてから迷いなく入社を決めました。
業務と並行して勉強
3年でアクチュアリー正会員に
生命保険会社のアクチュアリーは保険数理を用いて保険料率などの算定、保険商品の開発、将来収支計算、決算が主な業務範囲です。入社後はまず先輩の仕事の補佐につきながら実務を学びます。基本的には2人1組で、計算して論理の妥当性を確認する側とそれを検証する側に分かれて作業をすることが多いです。
アクチュアリー業務の専門性の高さゆえに、7科目ある試験科目全てに合格してはじめて日本アクチュアリー会の正会員となることができます。そのため、業務と並行して資格試験の勉強をすることが求められます。当社の場合、業務時間のうち年間50時間を勉強に充てることができます。試験前に1週間の休暇をとって対策するメンバーも多いです。私も業務と並行しながら勉強に集中させていただき、入社2年目のときに晴れてアクチュアリー試験の全科目に合格して正会員となることができました。
普段は業務時間の大半はExcelや数理ソフト上で数字を目にしています。でも全然苦にならないですね。数字で説明できると相手に納得もされやすく、強い根拠になりますのでこの仕事はやはり面白いと思います。
アクチュアリー業務は人とのコミュニケーションも重要です。例えば、商品の企画をするには、ひとつのチームの中では絶対に完結しません。いろいろなチームと関わって、アクチュアリー以外の多くの人と一緒に企画を進めていくことが求められます。自分の言葉で説明して物事が解決できたときは達成感があり、多くの人と協力しながら仕事ができるのも魅力だと思います。
入社3年目での挑戦
前例のない新商品開発
社会人になって3年目、新しい保険商品開発のメイン担当に指名されました。今回の新商品は、お客さまの健康状態や生活習慣によって保険料率が変わります。これまで当社にはそのような商品は存在せず、前例のない商品開発でした。
最終的に新商品が発表されるまでの1年半、周りの方々にサポートをいただきながら商品化に向けて奔走しました。社内に類似商品がないため、今までに経験のない手法も採用しました。また、過去に出てこなかった論点が出てくることも多く、その都度トライアンドエラーを繰り返し、手探りの状態で進めていきました。
商品化の検討段階で関係各所からさまざまなご意見、ご要望をいただき、できる限りそれらを商品に反映するよう試行錯誤しました。大変なこともありましたが、数理部門、営業、経営層、そして金融庁と、だんだんと承認を得られていくプロセスの中で感じた達成感は何ものにも代え難い経験だったといえます。
無事に金融庁からの承認がおり、商品をリリースできました。ライフプランナーが取り扱う商品のなかでも主力商品として今後展開されていくことが想定されており、そのような影響力のある商品開発に携われてとても光栄です。商品開発は大変でしたが、またやってみたいと心からそう思います。これからさらに経験を積み、アクチュアリーとして成長していきたいです。